あともうちょっとのつもりでしたが…。まだまだ奥が深いです。
質問等あれば
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どうぞ。
ゲームを始める前に 0. レバーは4方向で どう消す? 1. 縦に消す 2. 消したコインの下に連鎖するコインを置く 3. 5系のコインは2枚で消す どれを消す? 4. 1 → 5 → 10 → 50 → 100 → 500 の順に消す 5. 考える余裕があるときは1系のコインを消すことを考える 6. ER/RUは1円玉に使う, 1円玉が無理なら1系のコインに使う どう置く? 7. 邪魔なコインをどけるときは同じコインの下に置く 8. 邪魔なER/RUを端に置かない 9. 邪魔なERとRUは縦に並べて置く どう組む? 10. コインを消しすぎない 11. 縦に長い穴を掘らない 12. 右端を残しすぎない 13. 連鎖の最中に下に下げすぎない 14. 中央寄りで消す 15. 常に三手先を読む どう動かす? 16. 先行入力による操作ミスを防ぐ 17. 同時消しをさける 18. 手を止めない 19. 時間を稼ぐ どう稼ぐ? 20. 得点の期待値
エクスチェンジャーは4方向レバー2ボタンのゲームです。
8方向レバーを使うと斜めに入った時に思わぬ動きをすることがあります。
できるだけ4方向レバーを使うようにしましょう。ゲームセンターであれば
お店の人にお願いすればたいていの場合は変えてくれます。
エクスチェンジャーにおける、基本中の基本です。
縦に消すことにはいくつかの利点があります。
コインが横に並んで出てくる場合もありますが、その形を崩してでも
縦に消した方がいい場合が多いです。
あえて横に消すことを狙うのは、プレイヤーレベル20くらいからで
十分でしょう。
下のようなケースでは2枚のコインをそのままB列に投げると、
5円玉がどこに残るかわかりにくくなります。
また1円玉が消えている間、B列の10円玉もD列の100円玉も
拾えなくなってしまいます。
この状況ではそのままD列に投げるか、D列のコインを拾ってから
B列に投げるのが良いです。
エクスチェンジャーではあらかじめ連鎖の形を組んでおくことで
だいたい10〜20連鎖くらい組むことができます。
しかしプレイヤーレベル5を超え、練習のLv.20以降で生き残ったり
20以上の連鎖を組んだりするには、後付け連鎖を組む必要があります。
後付け連鎖の基本は1系コインを縦に消し、その下に
5系のコインを置くことです。
5系のコインは2枚で消えるので、コインが残る場所さえ間違えなければ
確実に連鎖がつながることになります。
また残るコインのすぐ下にコインを置くことで5系のコインも縦に
消える形になります。
下の例は10円玉が消えようとしているところです。
次の1手はC列の50円玉をE列に投げるのが正解です。
D列に投げても50円玉は消えますが、この方法はよくありません。
ちなみに実戦ではさらにD列のERをよけてからD列の100円玉を拾って
100円玉をE列で縦に消し、その次にはG列の500円玉も使って
E列で500円玉を3枚縦に消していました。
5系のコインは2枚で消えますが、1系のコインを消すためには5枚
必要になります。しかし、1系のコインはそれほど数多くは出てきません。
特に順序よく消そうとすると、1系のコインは
5系のコインの2倍弱しか出てこないため、すぐに枚数が足りなくなって
しまいます。
また5系のコインは2枚で消えてくれるので、1枚だけ残してしまったとしても
あまり邪魔にはなりません。
下の例は1円玉を消し、次に5円玉を連鎖しようとしているところです。
このケースでは
の3通りが考えられますが、ここは1.消えた後の5円玉も拾うのが正解です。
連鎖数を増やせる、という利点もありますが、それ以上に10円玉の枚数を
増やし、B列の10円玉を使った連鎖がやりやすくなることが大きいです。
ちなみに1系のコインの場合は5枚にこだわる理由はありません。
逆に1系のコインを2〜3枚残してしまうと他のコインを消す時に
邪魔になりやすいので、形を整える意味でもまとめて消してしまった方が
良い場合が多いです。
ただ、あまりたくさんのコインを消そうとすると下のラインを超えて
しまったり横に消す形になって形が崩れたりするので、大体5枚〜9枚
くらいで消すのが良いです。
コインを消した後に両替されて残るコインは、早めに消すのが
良いやり方です。
これは消えている途中のコインを引き上げることはできないことと、
消えている途中のコインは画面上では見えにくくなることが主な理由です。
消したコインの下に連鎖するコインを置くように
すると必然的にこの順序に消えていくことになりますが、連鎖する場合に
限らず両替されて残るコインを使うことを考えると、順序よく消すのが
効率よい消し方になります。
5系のコインは2枚で消えるので余裕がなくなってから考えても間に合いますが、
1系のコインは5枚数える必要があるので余裕があるうちに考えておく必要があります。
1系のコインの中ではまず1円玉を数えます。1円玉は10円玉や100円玉と違って
5系のコインから作ることができないので、足りなさそうであれば1円玉を
消すことはあきらめなければなりません。
1円玉が足りなければ10円玉か100円玉ですが、この2つに大きな違いはないので
ぱっと見で多い方を選べばいいでしょう。5枚以上あるならそのまま消せばいいですが、
足りない場合は1ランク下のコイン(5円玉か50円玉)を消してコインを作り、
連鎖で1系のコインを消すようにすると考えやすいです。
500円玉とER/RUは消す機会自体が少ないのであまり考えて消す必要はありません。
特にERに気を取られるとかえって失敗することも多いです。
この3つは気がついたときに消す、くらいのつもりでいた方がうまくいきます。
ER/RUは1円玉に使うのが基本です。1円玉がなければそれだけ
1系のコインを消すことを考える時に消せるコインを探しやすくなります。
10円玉や100円玉を消すのはあまり良くありません。これはコインを
順序よく消しにくくなってしまうためです。
50円玉に使うのは最悪です。50円玉を消してしまうと100円玉の枚数が
足りないときに補充できなくなってしまいます。
5円玉も同様の理由でよくありませんが、1円玉にER/RUを使った直後であれば
問題はありません。
500円玉は元々枚数が少ないので500円玉に使う意味はありません。
結論としては以下のような優先順位になります。
1円玉 >> 10円玉 = 100円玉 > 500円玉 > 5円玉 > 50円玉
邪魔なコインを同じコインの下に置くのは当たり前のように思えますが、
同じコインが離れた場所にあるようなケースではしばしば手近な場所に
置きがちです。
しかし、エクスチェンジャーではコインを拾ったり投げたりする操作に
見かけ以上に(特に先行入力による操作ミスをさけると余計に)
時間がかかるため、たとえ離れた場所でも同じコインがある所に
運んだ方が有利になる場合が多いです。
図のケースではA列の1円玉が邪魔になっていますが、このコインは
タイミングがぎりぎりでない限りD列に運ぶのが正解です。
横方向へは素早く移動できるので、
1円玉を一度B列に置くよりもA→D→A→Cと移動した方が結果的に早くなります。
プレイヤーレベル15を超えるようになるとコインを運ぶのがだんだん
大変になってきて、数回プレイしただけで腕がだるくなるようになります。
しかしこれもコインを運んで間に合うケースと間に合わないケースが
わかるようになれば大分楽になります。
そうなる頃には大体プレイヤーレベル23くらいに達しているでしょう。
邪魔なコインを中央に置くと余計邪魔にならないか?と考えそうですが、
端に置くとER/RUの上にあるコインが消しにくくなってしまいます。
あえて中央(ベストポジションは右から3列目)に置き、ER/RUの上にあるコインを
左からでも右からでも消せるようにするのが得策です。
特に右端にER/RUを置くと右端が残る形になりやすく危険です。
画面上にERとRUの両方がある状態でそれぞれを別の列に置くと、
1回で拾えるコインが2つ減ることになります。
縦に置くとその上のコインは拾いにくくなりますが、かわりに
1回で拾えるコインが1つ増えることになります。
コインを拾う操作に時間がかかることを考えると、
1回で拾えるコインを増やすほうが得策です。
その分ERとRUを置いた列を消しにくくなりますが、左右から消すように
することで対応します。
この例ではERとRUを右から3列目に置き、ERとRUの上のコインは左から
消すことで対応しています。
プレイヤーレベル12以上の方であれば、一人で練習モードのときに消すコインが
なくなるまで連鎖を続けてしまい、次のコインを消そうとしている間に一気に
コインが増えてそのままゲームオーバーになってしまったことがあると思います。
このようなケースは極端だとしても、コインを消しすぎることには以下のような
問題があります。
これらは一人で練習モードだけでなく、連鎖数をのばすときにも同様に 問題になります。
一人で練習モードの場合は、たとえ連鎖ができる場合であってもあえて
手を止めることが対策になります。
画面上のコインが残り4列分くらいになったら連鎖を止め、3列くらいコインが
増えるのを待ってからコインを消し始めるようにすると安定するようになります。
連鎖数をのばそうとしている場合は効果的にコインを増やすことが
唯一の対策になります。
基本は「考えている間にコインを増やしておく」ことにありますが、
縦に長い穴を掘らないことや、連鎖中に
時間を稼ぐことも重要です。
エクスチェンジャーでは時間稼ぎがほとんど
できないので、コインを消した後の形が読めないような状況は命取りになります。
縦に長い穴があるときにその奥でコインを消すと、予期しない連鎖が起きやすく、
形を読みにくくなるので危険です。
万一穴を掘ってしまった場合、意識して近いコインを拾うようにすることが
対策になります。
もうひとつ、縦に長い穴を掘るとコインの操作に時間がかかるようになる、 という弊害もあります。 これは単に次の操作が間に合わなくなるというだけでなく、 先行入力による操作ミスを起こしやすくなるため注意が必要です。
エクスチェンジャーでは縦に長い穴を掘ることは
命取りですが、特に右端が残る形は最悪です。
理由は単純で、右下のコインは連鎖数表示が重なって見えにくくなるためです
(当然2P側では逆に左端になります)。
一人で練習のときに右端が残ってしまった場合には、たとえ右下にどの コインがあるかわからなくても、とりあえず別の列に移すのが最も安全です。
これはいくつかのミスが重なって右端が残ってしまった例です。
この時には連鎖をあきらめ、50円玉までの5枚を別の列に移していました。
連鎖を続けるにはコインを消しすぎず、常にフィールドの
下側を使うようにする必要がありますが、かといってむやみやたらに増やしすぎれば
消したコインの下に連鎖するコインを置いた時に下のラインを
割ってしまいます。
図のケースでは緑のラインまで下げても500円玉を置くことはできますが、赤の
ラインまで下げてしまうと500円玉を置いた時にSELF PILEDになってしまいます。
そのような場合には100円玉が落ち始めてから500円玉を置けば死ぬことは
ありませんが、その分の時間を損することになります。
とはいえ、実戦で3手先を完璧に読み切って限界まで下げるというのは
そうそうできるものではありません。縦に並んでいるコインがある時には
あまり下げすぎない方がいい、というくらいの指針はありますが、現実に
どこまで下げられるかは経験で覚えていく他ありません。
連鎖の途中にER/RUを消してから効果が発動するまでの間は連鎖が途切れても
安全なので、このような状態の時に思い切ってコインを増やして練習してみると
いいでしょう。
コインを消す場所は大体の場合コインの配置や次に消すコインとの関係で
決まってしまいますが、状況によっては消す場所を選ぶことのできる場合が
あります。
例えば以下のようなケースでは、1円→5円の連鎖はA列でもC列でも可能です。
このケースでは若干手数が増えますが、中央寄りのC列で消すのが正解です。
5円玉が消えた後の10円玉が10円玉の下に残る点もありますが、消えた後の
コインと組み終わった時のプレイヤーがともに中央寄りに来るため、次の
連鎖を組む時に画面右側のコインを使いやすくなります。
繰り返しになりますが、エクスチェンジャーは時間稼ぎが
ほとんどできないゲームです。連鎖一つの間に次の連鎖を組むだけではいずれ
連鎖が途切れることになります。
しかし、三連鎖の形を素早く組み上げ、三連鎖が消えている間に次の連鎖を
組むようにすれば多少消しにくい形からでも連鎖をつなげることができます。
とはいえ、三連鎖の形を組みにくい状態というのもあります。そのような場合には
なんとか連鎖を一つ一つ組みながらいい形になるのを待ち、三連鎖が組める
状態になったところで一気に形を整える、というのが基本的な流れになります。
この三連鎖目の組み方を考えつつ連鎖を組む、という考え方を
「常に三手先を読む」と表現しています。
三手というのが重要です。ほとんどの場合、四手先を読む必要はありません。
あまり先を読みすぎるとかえって手が止まり、その次の三手が読みにくく
なるので、余裕がある時には連鎖を組むよりも同じコインを揃えたり
邪魔なコインを連鎖で消えるコインにくっつけたりして形を整える方が
良いです。
プレイヤーレベル19くらいになると連鎖数をのばすためにぎりぎりの タイミングで操作することが要求されるようになります。しかしあまり ぎりぎりにするとボタン入力が先行入力として処理され、操作ミスを 招くことがよくあります。
操作ミスを防ぐには、まずコインを投げたり拾ったりする動作を
画面で確認してから左右に移動するようにします。
タイミングは処理落ちでずれることがあるので、確実に目で確認することが
重要です。余裕があるなら次の操作を2〜3フレーム遅らせてもいいでしょう。
操作ミスを起こすとかなりのロスになるので、少しでも危ないと思ったら
安全な方法を選びましょう。
もう一つ、遠くにあるコインを拾わないようにすることも重要です。
遠くにあるコインを拾う操作には時間がかかるため次の操作が先行入力に
なり易く、必然的に操作ミスを起こしやすくなります。
特に遠くにあるコインを隣によけるような操作はミスを起こしやすいです。
ミスしやすい操作を丁寧にすることも大切ですが、最初からそのような
操作をしないようにできれば理想的です。
プレイヤーレベル10にもなればあえて同時消しを狙うことに意味が ないことは分かると思います。しかしより上のレベルを目指すには、 狙った訳ではない場合も含めて極力同時消しをさけることが求められます。
同時消しをさけるために重要なポイントは二つあります。
まず第一に、はじめから同時消しになるような形で組まないように
することです。
具体的にはまず縦に消し、そして
消したコインの下に連鎖するコインを置くことです。
基本通りですが、先を読みやすい形で消すことが同時消しをさけることにも
つながります。
もう一つは実際にコインが連鎖している間に次の連鎖が同時消しに
なるかどうかを判断し、同時消しになる場合には形を崩して連鎖で
消えるように組み直すことです。
これを実践するには、まず次に組む連鎖のことを考えながら同時に消えている
コインの方も見て、消えた後の形の予測を補正することが必要になります。
かなりの高等技術になりますが、これができるようになると逆に
後で予測を補正する分次の連鎖を考えている時にはコインが消えた後の
形を正確に読み切る必要がなくなり、次に消すコインを考えやすく
なる、という効果も出てきます。
具体的な例を見てみましょう。
図の形は10円玉が消えようとしている所ですが、このあと
50→100→500と消そうと考えています。
下図の形になった時に、100円玉が消えた後に5円玉と500円玉が同時消しに
なることに気づきました。この時は次は500円玉を消し、5円玉はその次に
消すことにしました。
A列の5円玉を引き上げ、結局C列に投げて連鎖しました。
いくらエクスチェンジャーは時間稼ぎが難しいといっても、いくつかは 時間稼ぎの方法があります。それぞれ0.1秒程度しか稼げませんが、元々 タイミングの厳しいゲームなのでその0.1秒のおかげで助かることもよくあります。
基本ルールの所にも書きましたが、 エクスチェンジャーでコインを消した時に入る得点は以下の式で表されます。
(得点) = (ひとつながりの連鎖で消したコインの総金額) × (連鎖数)この式は以下のように書き換えられます。
(得点) = (一連鎖あたりの得点の期待値) × (連鎖数) × (連鎖数)一連鎖あたりの得点は低い時で220点、高い時には320点くらい出ますが、 40連鎖以上であれば大体の場合は250点くらいになります。
ちなみに100連鎖を超えると上の式は成立せず、以下の式に従います。
(得点) = (一連鎖あたりの得点の期待値) × (連鎖数) × 100つまり100連鎖以上になると連鎖数に比例するようになります。 この式から、一人で練習モードの場合には100連鎖2回と200連鎖1回の間に 点効率上の差はないことが分かります。